Kaz Chocomint's

シドニーで生活しながら考えたこと、勉強していることについてまとめていくブログ

あまり使わなそうな英単語や英語表現を覚えることの大切さ

思い返してみると、日常英会話はその8割が中学英単語とか文法で成り立っているということをよく耳にしました。ここで私は勘違いしてしまいました。もしかしたら他の方も同じミスリードをしているかもしれないですが、

中学生レベルの英語を使いこなす=英会話が成り立つ=楽しい

これには大きく2つの落とし穴があることに最近になって気づきました。たしかに実際にネイティブと話していると、内容にもよるが大体8割中学レベルというのは合ってると思います。しかし、残りの2割がどうでもいいかというと違いました。この2割に該当する、使用頻度の低い単語や言い回し、地方や各国独自のスラングが話全体の肝になっていたり、重要なエッセンス担っていることが多いんです。
2割の取りこぼしを放っておくと、どんどん会話のキャッチボールがずれていきます。もちろん修正もできるのですが、あまり深く理解できずに進んでしまうことがあります。時には全く本質を理解できません。
 また、中学レベルの英単語でも使われ方が辞書の下のようにあるような教科書から見るとレアな使われ方をされると聞き取れても意味が取れなくなります。

この2点は会話において非常に重要であり、大切にしておかないといけないが、教科書には載っていません。


・レアな単語、言い回し、スラングが時として話の主軸やエッセンスに
・中学レベルの単語でも辞書の一番下にあるような意味で使われると途端に理解不能に

結局、単語や言い回し表現は、膨大な使用頻度が低いものも含めて地道に覚え続けていかないと楽しく英会話ができない、とまではいかなくても不完全燃焼になります。

例としては、
My father broke his clavicle. 
と話の流れの中で言われた際、clavicleは鎖骨でありそんな使わない単語だけども、これがわからないとささっと流れていく動詞やhisなどが聞き取れきれず結局自分の父がなんだったのかわからなくなります。以降もきっと鎖骨を骨折したことを中心に話が展開されるだろうから、話がどんどんわからないままになってしまうといった感じです。