Kaz Chocomint's

シドニーで生活しながら考えたこと、勉強していることについてまとめていくブログ

フレンドリーなオージー

シドニーにきて、二度映画館に行く機会があったのですが、映画館でもオージーのフレンドリーぶりといいますが、陽気でオープンなコミュニケーションを味わうことができます。

まず、映画が始まる前、CMを見ながら待つわけですが、混んでいる中、後から知り合いを探して入ってくる人がいます。
その人は大声でどこいるの?って問いかけます。これだけでも中々日本ではないと思うですが、それもつかの間、なんとその人と何も関係ない他人が面白半分で、ここにいるよっと声を出し、撹乱作戦をし始めたのです。それも一人でありません。当事者は困って笑っちゃいます。すぐに館内全体は和やかな雰囲気に包まれました。みな優しいのでその方はすぐ正解の席に誘導されてました。

そして、上映開始、CMが終わり、本編が始まると拍手が起きいったん落ち着きます。

このときの映画は007のスペクターという最新作だったのですが、敵にやられそうになると、Oh!という悲鳴、強敵を手こずりながら返り討ちにすると、拍手と大歓声、さらに、ヒロインがボンドをキスに誘う問題解決後のお決まりのシーンでは、嬉しい悲鳴、まあ反応がわかりやすい、みんなノリノリです。
(アメリカドラマの吹き込みの笑い声はやりすぎ感ありますが、これが素地かと思いました。)

でも少々うるさくても不思議と不快には感じず(基本静かな雰囲気が好きです)、心からリアクションを出して積極的に楽しんでいく姿勢には感心しました。

お決まりハッピーエンドのアクション映画はこうやると何倍も楽しくなるんですね、今度から自分もやれるようになろう。