Kaz Chocomint's

シドニーで生活しながら考えたこと、勉強していることについてまとめていくブログ

お金をかけずに英会話力UP 02 ~海外ドラマ活用 詳細~

使用したドラマについて

初めに海外ドラマを活用してリスニング力を鍛えることを宣言しました。利用するドラマは今でも放送している、"Big Bang Thoery"としました。ネットで調べているとフレンズや古ハウスもお勧めといわれていましたが、あまり製作時期が古いと英語の表現もさることながらモチベーションにも関わってくると思い、こちらにしました。
実際、このタイトルのドラマはお勧めです、喜劇なので軽い気持ちで見ることができ、1話完結で25分と短いです。ただ、科学者が主人公のため、物理専門用語が多数出てきます。私はSFが好きなため、むしろ楽しめました。こればかりは楽しめるかどうかは人によるでしょう。個人的には少々の難易度を考えるより、観て楽しいかどうかのほうが、勉強の質を上げ、継続するのに大事だと思っています。恋愛ドラマが好きであれば、そのジャンルの面白そうなの、もしくは好きなものを選ぶといいと思います。
(↓写真:使用しているBig Bang ThoeryのコンプリートBOXの写真)

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具体的な進め方
さて、始めたわけですが、最初1ヶ月の勉強方法は以下のサイトを参考にしました。深い意図はありませんが、なんとなく眺めていて内容が信用できたからです。
この方の記事が今回シャドーイングをはじめようと思った後押しとなっており、記事の量は少ないのでみなさんも一読をお勧めします。
ちなみにその中でおすすめされている「超字幕」に関しては勉強が便利になるだけなので、そこは重要ではないと考えました。
学習効果を上げるのに重要なのは、続けられること、楽しんである程度のめりこめること、楽しむことを最優先すべきというのが持論です。

 さて、上記に習ってシーズン1(DVD3枚 時間分)を利用し、反復してシャドーイングをこなしてきました。
実際に用いたセリフ集は有志のファンが、まとめてウェブサイトに上げているものをテキストにコピーした上で、A4に両面印刷し、一話ごとホッチキスでまとめて利用しました。(↓写真:実際使用しているもの)

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実際は映画ではないし、日本語字幕がないしと上記サイトからは色々と違いがあるため、以下のような流れに改変して実践してみました。

1−2日目:字幕はないためそのまま楽しむ
純粋にドラマを楽しみます。
最初は「英語」を聞こうと欲張らず、中身を楽しむだけに集中しました。実際には3割くらいしかわからず、雰囲気を楽しんでいただけとなりました。

3−5日目:書き起こしの台詞と見比べながら見る
英語字幕を読みながら見ていきます。台詞起こしをファンサイトから印刷して利用しましました。
「リスニング」というより、「速読」
英語字幕が全部出ていると、意外とリスニング力アップにならないようです。私のはそもそも字幕がないため関係ありません。台詞起こしをドラマと同じスピードで読破していきました。

6−14日目:スクリプトを使わず視聴、聞こえない音は一時停止して確認
ようするに、いままではわからないところはすっ飛ばしてたわけです。前哨戦が終わりようやく本腰です。わからないところがなくなるまで、徹底的にチェックしながら学習する。わからない単語と表現は全部調べてリスト化し、頭に叩き込むようにします。これで1本(1シーズン)を徹底的に「精聴」します。できたらシャドーイングも行います。

15−27日目:とにかくリスニング、シャドーイングを鬼のようにやる。
1日1回転、何回も同じものを見返す。いまだに内容がわからないとこがあれば、都度潰しこんでいく。ここでも常に台詞起こしを見比べる。

27-30日目までの最後の3日間
ファンサイトの台詞起こしをみずに英語だけでひたすら映画を楽しむ

これでだいたい一ヶ月です。

重要なのは楽しむことを常に念頭に置くこと、やる気がなくなると効果もがた落ちするのでとにかく、好きな場面から好きなようにやることを意識し、気分が乗らなければやらない日もありました。

一ヶ月やってみてどうだったか
長くなりましたので結果は次回の記事に記します。
シーズン1は、20分×17話で計340分あるため、一ヶ月でやりきるには量が多すぎました。実際には6話が限界な気がしています。

12月末に一ヶ月の状況を報告することにします。