お金をかけずに英会話力UP 01 ～シャドーイング〜

 英語で話せるようになるということを、すこし噛み砕いていうと、相手のいうことに自然に反応でき、瞬発力高く、同等の速度で返答でき、それを理解してもらえるプロセスができるようになることです。
会話するには、まず自分の意見を持っていないといけない、意見を持つにはその場の話を理解し、頭の中を常時整理できていないといかず、そのためにはネイティブの話す速度の言葉についていき、実際に使われるフレーズをあらかじめ知っておく必要があります。

会話の基本構造
　①話を聞きながら、
　②リアルタイムに理解して情報を整理しつつ、
　③自分の意見もまとめておいて、
　④ここぞというタイミングで意見する、
会話は基本、この①～④の繰り返しなので、この流れに沿って反復練習できればベストだと思うのです。④から先は、会話のキャッチボールなので相手がいないとできません。これについては、meetupやイベントで積極的に話しかけていくこととして、①～③までなら、少ない投資で自習可能なのではないかと思うようになりました。

生活の中での英会話は実践テスト
いまシドニーに滞在して２ヶ月ですが、なかなか普段の生活に慣れてしまうと英会話の学習機会は限られます。特に反省や反復が難しく、わからない会話を何べんしても、なかなか上達しないと最近になって気づきました。わからなかった表現や単語がどんな意味か、なぜわからなかったかを悩んでる暇はないのです。先生ではないのですから、わからなければ基本すっ飛ばして、もしくは噛み砕いて会話を成立させることを先決せざるを得ません。これは大げさでもなんでもなく、テスト結果を参照するかのごとく、できたかどうかの結果しか得られないのです。

勉強方法を探る
勉強方法はさまざまにあります。家庭教師や、語学学校、バーやおしゃべり会に参加してひたすらしゃべる等です。一般的には現地に来てもこちらの語学学校に通うのが定説となっているようですが、どうにも毎月500ドル弱も投資する気になれません。いや効果を疑っているのではなく、せっかく英語圏にいるのだから、その時間とお金を日本でもいけるような学校に使うのはもったいないと思ってしまうのです。

ドラマを利用する
そこで安く地の利を生かして勉強できる方法はないかと色々と調べた結果、少なくとも①～③までは、映画やドラマのシャドーイングがよさそうだと発見しました。
最近のドラマであれば、現地では毎日放送されており、無料で見れます。さらに、トランススクリプトと呼ばれる、ネイティブの有志が趣味でわざわざ台詞を書き起こしてまとめてくれており、多数のサイトで見ることができるのです。内容も今放送しているシリーズモノであれば英語も今のものだろうし、これがベストだと考えました。反復学習のためにドラマのDVDをあらかじめ１セット用意することにしましたが、コンプリートボックスでも100ドル程度で済みます。
もちろん、これもまた推測で実践し始めたところなので、これから１ヶ月ほど集中して取り組み、年始にどうだったかまとめようと思います。