Kaz Chocomint's

シドニーで生活しながら考えたこと、勉強していることについてまとめていくブログ

英会話を実践した結果01 ~Appleを聞き取る~

シドニーに着て早2ヶ月近く過ぎ、毎日どうすればもっと英語が上達するだろうかと考えています。ここにきてあせっています。せっかく現地にいるのだからなるべくお金もかけたくない、でも、普通に生活してる限りではなんとか暮らしていけるため、ただ暮らしているだけでは上達しないという…急に対策をとる必要があるのだけどこれがなかなか経済的かつうまい方法にめぐり合いません。

 まずは、英語力というのを、listening、speaking、reading、writingと4要素に分けて対策を考えようとしましたが、そもそも4つも平行して勉強するなんてつらい!と思ってしまうので、なんとなく近いもの同士listening&speakingと、reading&writingをまとめて考えることにしました。
前者ですが、聞き取れれば理解出来るから何を話そうかがんばれるし、聞き取れる単語は実際に自分が使える単語だと聞いたことがあるため、linteningとspeakingはまとめて学習するのが効率よさそうと考えました。

 Appleがわからない
そこで英会話しようと、その場に居合わせた人と自由に話ができるおしゃべり会をmeetupというサービスで見つけ参加してみました。1ドルで適当な席に座り、近くにいる人と好き勝手に話ができるため何回か出席しているのですが、あるとき、アップルが聞き取れないという事件に出くわしました。
まさに自分にとっては事件でした。アップルといえば、当然、英語を義務教育で習う前から知ってるレベルの単語、聞き取れないというのはありえない、別に英会話に自信はありませんでしたが、これは相当なショックでした。
甘いものの話を自分含めネイティブと3人でしていて 、一人がオージーのリンゴは甘みがいまいちだけど日本のはおいしいよね、特に富士リンゴが好きと言い出しました。このとき”アップル”が実際に”アボー”ときこえたため、まったく理解できず、”富士”もなぜfujiといいだしたのか、聞き返して結構な時間話をそらしてしまう事態となりました。
何度も聞き返すうちにようやくわかったのですが、これは、あとになって非常に重要な解決すべき問題なのではと思うようになりました。アップル一つとっても人によって多様に発音が変化するのですが、皆その意味を瞬時に理解しています。もちろん文脈による意味の補完もあるのですが、実際にいわれている、あまりきれいでない(教材のCDに入っていない発音)を何パターンも知り、それこそがアップルであると理解して自分のものにしていくしか上達できないのではといまでは考えています。
ただ発音記号をみて教材CDで聞いていたら、発音、イントネーションがきれいな教師の講義を受け続けている限り一生わからないかもしれないと。
そしてAppleの一単語に限らず、聞き取れないフレーズや一定量の文章にも全てこの問題のせいで聞き取れないだけのようです。実際の会話ではほぼ中学生レベルの単語しか出てこないからです。わからないのは単語ごとの発音と連結時の音の流れです。文章の流れも人によってイントネーション込みで様々に変わります。
教材にすべきは現地の言葉遣いと字面だけ、それだけ信用して叩き込みのが上達に一番いいと気づきました。

まとめ
listening&speakingについては、とにかくたくさんネイティブと会話し、似たように話せるように返す、を繰り返すのに集中すべき、といまはそう結論づけています。
そのことに集中しそれ以外はやめることにしました。とにかく発音記号は見ずにネイティブに聞いてそれを覚える。
Appleはアップルではなく、アボーでした。
本当にこの考えは正しいのか、三ヶ月ほど実践してまたここに進捗結果をフィードバックしたいと思います。